出会い系アプリや婚活アプリを使う男性の期待を裏切るのが業者サクラの存在です。

彼らは一体なんのためにいるのでしょうか?

実際に業者に引っかかってみた私が彼らの狙いを暴きます。

なぜ、あのアプリはサクラばかり?

私が引っかかった業者の話をする前に、サクラについて解説します。

サクラとは、バイトで雇われた男性が女性会員のふりをして、カモとなる男性会員とやり取りをします。

サクラが多いのは、ポイント制のサイトやサービスです。

たとえば、こんな料金表のサイトを見たことがありませんか?

  • 女性のプロフィール閲覧 1pt
  • 女性のメッセージ閲覧 1pt
  • 女性にメッセージ返信 5pt

ポイント制のサイトでは、男性会員が女性会員のプロフィールを見るほど、メッセージに返信するほど、運営会社は儲かります。

あくまでも私の推測ですが、運営会社はアルバイトでサクラを雇い、架空の女性をたくさん登録させ、男性会員にプロフィールを見させる。または、男性会員にメッセージのやり取りをさせているのではないでしょうか。

バイトに時給を払ったとしても、男性会員の払う料金のほうが多ければ運営会社は儲かります。

バイトを雇えば雇うほど儲かるため、サクラは量産されます。

実際、私の学生時代の同級生で「出会い系サイトのサクラのバイトをしたことがある」と自慢げに話す男性もいました。

純粋な男性からすると残念なことですが、上記のような「ポイント制のサイト」にいるキレイすぎる女性や可愛すぎる女性には気をつけたいですね。

月額制のサイトのほうが比較的安全です。

私が業者に引っかかった話

月額制のサイトのほうが比較的安全、と知る前、私は「業者」に引っかかりました。

粗悪なサイトにはサクラ以外に業者も存在します。

業者はサクラとは違います。どう違うか、私の体験談を話しましょう。

あるサイトを使っていると、怪しいメッセージが届きました。

女性女性

「来月、地元の新潟に帰ります。

地元に帰る前に東京で思い出を作りたくて…」

うんぬんかんぬん。

要は、「大人の関係」を希望するメッセージでした。

私はそんな関係を求めたわけではありませんが、会えるならどういう人なのか興味が湧きました。

試しに返信してみると、トントン拍子で話は進み、ラインの交換も完了。

数日後に都内某所で待ち合わせをすることに決まりました。

当日。

彼女からライン。

女性女性

「黒のコートで行きますね(^_^)」

か、顔文字がちょっと古い…。まるで男性が女性のフリをしているかのようです。

待ち合わせ時間は正午でしたが、会えるかどうか怪しんだ私はわざと遅刻をしました。

黒蜜黒蜜

「すみません、急に仕事が入ってしまい、15時くらいになっても大丈夫でしょうか?」

女性女性

「いいですよー^^ 化粧品受け取ってますね」

注文した化粧品でも受け取っているのでしょうか。

女性が待ち合わせ場所にいると知った私はささっと身支度を整えます。

15時。

黒蜜黒蜜

「●●駅に着きました」

女性女性

「コンビニの前にいてください。黒蜜さん、どんな格好ですか?」

黒蜜黒蜜

「サイトに登録した服と同じです」

女性女性

「わかりました」

気のせいか、ラインの口調が変わったような…?

指定された場所で待っていると……。

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

女性女性

黒蜜さんですか?

私の顔を覗き込むように、マスクをした女性が声をかけてきました。

服は茶色いトレンチコート。

あれ? 黒いコートじゃない。着替えた? なぜ?

黒いコートの女性は別の男性のもとへ派遣されたのでしょうか。

この女性はピンチヒッター?

怪しむ私を置いて、彼女はそそくさと歩き始めます。

黒蜜黒蜜

どこ行くんですか? (カフェかな? ファミレスかな?)

女性女性

近場でいい?

黒蜜黒蜜

はい。(なんで突然タメ口なんだろう)

駅から早歩きで人混みを抜けていきます。

そそくさと歩く彼女と打ち解けようと雑談を投げかけてみました。

黒蜜黒蜜

地元は新潟なんですか?

女性女性

あー、新潟は生まれただけでちょっとしか住んでなかったよ。

違う。話が食い違う…。新潟に来月帰るんじゃないのか。

メッセージの雰囲気と目の前の彼女は明らかに別人。

違和感バリバリの彼女は路地裏に入っていきます。

そのままの勢いで一直線にラブホテルへ…。

黒蜜黒蜜

(な、なぬー!?)

呼び止める間もなく、彼女はスッと入っていきました。私も仕方なく後に続きます。

私が追いつく頃には受付で部屋選びを終えたようで、「払って」と命令口調。

私は促されるまま5,000円を窓口のおばさんに渡します。

鍵を受け取ってエレベーターに向かうと、彼女はエレベーター前でラインをしていました。

女性女性

………。

彼女が所属するお店の人に報告でもしているのでしょうか。

エレベーターの中で彼女をよく見ると、傷んだ金髪、マスクの上から覗く死んだ目、高校生のようなセンスの服、傲慢な態度。

もしこれがそういうサービスだとして、彼女に20,000円の価値があるのでしょうか?

私はそういうサービスを使ったことはありませんが、この時間に20,000円の価値はないと判断しました。

エレベーターから出て、部屋に先に入った彼女はベッドの前で私に振り返り、一言。

女性女性

じゃ、2万ね。

感情のこもってない言葉。ものすごい作業感。

気だるそうな彼女にまったくそんな気は起きません。

黒蜜黒蜜

そういうつもりで来たんじゃないので。

と言って、部屋を後にしました。

女性女性

ちょ…!

部屋の戸を閉める瞬間、戸惑った彼女の声が聞こえてきました。

ホテル滞在時間、わずか1分。

「住む世界が違う」

私が彼女に抱いた感情です。

彼女はどういう思いでああいう仕事をしているのか。

思いを巡らせながら、帰りの電車に揺られて帰りました。

出会い系アプリや婚活アプリで運命的な出会いをして純愛する人もいれば、死んだ目で体を売る女性もいる…。

いろんな女性がいることを身をもって体験し、複雑な気持ちでこの日は過ごしました。

さて、これが業者の正体です。

業者は女性のフリをして男性会員と会う約束をし、お店の女性を待ち合わせ場所に派遣し、男性から2万円を受け取る。売上の2万円の一部を女性に渡す。

業者は出会い系サイトを使い、商売をしています。

女性に大人の関係を求めるなら、そういうサービスを最初から使ったほうがいいでしょう。

純粋な出会いを期待するなら、業者を見分ける目をもちたいですね。写真どおりの女性は来ませんから。

業者のお兄さんがキレた話

もう一つ、面白い話があります。

上の体験をさせてくれたサイトで、また怪しいメッセージが届きました。

彼女に詳しい話を聞いてみると、「1回2万円で」「渋谷の●●に待ち合わせで」「すぐホテルへ」といった話でした。

話を聞く中で「メールアドレスを教えてほしい」と言われたので捨てアドを教えると、彼女はサイトの運営会社にアカウントを消されました(笑)

一応、運営会社も仕事をしているようです。

さて、やり取りする中で私は彼女に一つ提案をしてみました。

黒蜜黒蜜

「いきなりホテルはちょっと怖いので、ホテルのような密室を希望するなら、カラオケに行きませんか?」

彼女から返ってきたメッセージはこれです。

女性と出会いにくい、出会い系アプリ・婚活アプリの評価

「会うの初めてだからホテルへ…」の言い分がよくわかりませんが、それ以上にツッコミどころなのが、実はこれとまったく同じ内容が以前一度送られてきたことです。

完全にマニュアル対応。送り主は同じメッセージを送ったことを覚えてないのでしょうか。

そこで私はさらなる提案。

黒蜜黒蜜

「カラオケが無理でしたら、カフェはどうですか?」

すると「彼女」の態度が豹変! 以下、もらったメールです。クリックで拡大できます。

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

(私の返信は省略)

ずいぶん気性の荒い女性だったようです。

冗談はさておき。メールの相手は化けの皮がはがれたお兄さんでした。

お兄さんは説教までしてくれました。女性を次々に男性と会わせる人間がなにを言ってるのでしょう…(笑)

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

少し前までこんな風にお兄さんは可愛いメールを送ってくれてました。仕事大変そうです。

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

ちなみに、写真をお願いすると断られます。ちょっと口調に素が出ちゃってます、お兄さん。

なぜ業者やサクラは存在するのか? 出会い系アプリで実際に引っかかってみた

ということで、いきなりえっちなお誘いをする女性には気をつけましょう。

「欲求不満なのか!?」と期待しちゃうのが男性の悲しいサガですが、そんな女性はいません(笑)

えっちなことを求めるなら、えっちなサービスを使ったほうが満足度は高いでしょう。

出会い系アプリで引っかかる男性がいる限り、サクラや業者は存在し続けます。アプリ利用者の私たちがしっかり見破らないといけません。

次に読むべし!→出会い系アプリや婚活アプリで業者やサクラを見分ける3つのポイント